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入院時のお見舞い:正しい封筒の書き方と金の渡し方を紹介♪

この記事は約11分で読めます。

突然の入院情報、お見舞いの際の封筒の書き方に困ることはありませんか?

直接手渡しするから、封筒に名前を記載しなくてもいいのかと思うかもしれません。

しかし、お見舞いの封筒に名前を省略するのはエチケットとしては不適切です。フルネームをきちんと記載することを推奨します。

実は、正しいお見舞いの封筒の書き方は知らない人も多いもの。

間違った方法で渡してしまうと、礼儀を知らないと思われかねません。

相手が心から喜ぶようなお見舞いのエチケットをこちらでご案内します。

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お見舞いの封筒になぜ名前を書かないとダメなのか?

お見舞いの封筒に名前を書かないのは、エチケット上のミスステップです。

では、名前を省略することがなぜ問題なのでしょうか?

日本には、贈り物を受け取った際にお返しをするという伝統的な文化があります。これは、お祝いやお悔やみの場面でも一緒です。お見舞いもその一つです。

ただ、入院期間やその直後、多忙な日々が続くことも。

一息ついて、お見舞いの内容を確認しようとした際…

退院ができ、気持ちが落ち着いて、お返しを考えようとしたところ…

でも、封筒に名前がない。これは、誰からのものだったのだろう?

名前が書かれていないと、お返しの準備が難しくなってしまいます。

そういったトラブルを避けるため、お見舞いの封筒には名前をしっかりと記載することが推奨されます。

また、お見舞いに関するその他のマナーや、金銭の扱い方など、知っておくと役立つ情報は多々あります。

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なぜお見舞い封筒に金額を明示するのか?

お見舞い封筒に名前を明記することの重要性と同様に、金額を省略するのも良くありません。

特に親しい関係の場合、直接手渡しする際や、封筒に名前や金額を書かずに提供することが考えられます。

しかし、このような方法は、受け取る側にとって負担を感じさせ、エチケットを欠いた行為となります。

どのようにお見舞い封筒の名前や金額を正しく記述するか、以下で詳しく説明します!

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お見舞い封筒の正しい書き方:名前と中袋編

お見舞いの封筒を準備する際、どのように書けば適切か迷いますよね?

この記事では、封筒の表面の記述、名前の正しい書き方、そして中袋の記載方法の3つのキーポイントを明示して解説いたします。

お見舞い封筒の正しい表書き方法

封筒の表面の上部中央には「お見舞」と記載します。

「お見舞」という文字は「御見舞」としても問題ありません。

しかし、「お見舞い」や「御見舞い」のように4文字に拡張するのは避けてください。

また、使用を避けるべき数字や文字も存在しますので、その詳細についても後述いたします。

お見舞い封筒への氏名の正しい書き方

「お見舞」という表書きの直下の中央部分に、ご自身の氏名を記載します。この部分にはあなたの名前を明示的に書き入れることが大切です。

個人の場合は中央に名前を配置しますが、夫婦での表記や友人グループ、あるいは企業名として提出する際の方法は異なるかもしれません。

それらのケースに応じた書き方のポイントについて、以下で詳しく説明します。

3人までの連名での記載方法

3人までの連名では、右側から年齢や地位が上の順に名前を配置します。

もし同じ学年や職場の同僚である場合、名前の五十音の順番に従っても問題ありません。

4人以上の連名の場合

4人以上の際には、中央に代表者の名前を明記し、左側に「他数名」と記載します。

さらに、全参加者の氏名を詳細に記した文書を封筒の中に添付しておくとよいでしょう。

夫婦で渡す場合

夫婦や家族が感謝の気持ちを伝える際、夫の名前を代表として掲載するのが適切です。

家族間の大切な儀式やイベントでは、一家としての贈り物やお見舞いが一般的です。

もし、お見舞いの対象が夫婦双方の友人で、両方からの感謝の意を示したい場合、夫婦の名前を両方とも書くことが許容されます。

その時は、夫のフルネームを右に、妻の名前のみを左に記載します。

お見舞いの受け取り手の名前は不要 また、受け取り手の名前をお見舞い封筒に書く必要はありません。

なぜなら、お見舞いは直接相手に手渡すことが想定されており、封筒に受け取り手の名前を記載する習慣はないからです。

お見舞い封筒中袋の書き方

お見舞い封筒の中に中袋が入っているタイプもあります。

その中袋には中心に縦書きで金額を書きます。

記述する際、一般的な漢数ではなく、旧漢字を利用することが勧められます。

通常の漢数は、線を追加されたり、誤用のリスクがあるためです。

先頭の「金」は数を追記されるのを避ける目的でもあるため、必ず添えるようにしましょう。

金額ごとの漢数と旧漢字は下記の通りです。

数値表記 1 2 3 5 7 8 10 100 1000 10000 漢数 一 二 三 五 七 八 十 百 千 万 古風な文字 壱 弐 参 伍 七 八 拾 百 仟 萬

お見舞いの際、避けるべき数字も存在します。

さけるべき数字は

4:「し」

6:「無」

9:「苦」

は忌み数と言われ、さけるべき数字です。

お金はもちろん、お見舞いにお花を渡すときにも本数に気を付けましょう。

中袋とお見舞い封筒が別々になってしまうことも考えて、裏面にも住所とフルネームを書いておきましょう。

書くところが用意されている封筒もあるので、そういう場合は封筒に従って書きましょう。

お見舞い封筒の入れ方:中袋なし

お札を封筒に入れる際の作法が存在します。

適切な方法を学び、受け取る方に不快な思いをさせないよう心がけましょう。

綺麗な紙幣の選び方

汚くないお札を選びましょう。しかしながら、未使用の新札はマナー上よろしくありません。

折り跡のない新札は、事前に準備された貨幣のように受け取られ、相手が何らかの不都合を経験するのを望んでいたかのように解釈される恐れがあります。

新札を利用する場合には、一度折ってから収めるよう心掛けましょう。

肖像画が表にくるように包む

紙幣の配置について、顔が描かれた部分を表として、そして顔が上に位置するようにセットします。

これは、封筒を開封したときにすぐに額面を確かめられるようにするため、また、顔を上部に向けることで「速やかな健康を願っている」とのメッセージを伝えるためです。

複数のお札を入れる際は、その配置の統一性も確保しておくことが重要です。

お札は中袋に包む

通常、見舞いの際のお金は直接外の包装(封筒)に入れるのではなく、内袋を使用して収めます。

内袋がついている見舞い用の封筒を選ぶことで、受け取る方への礼儀正しい意識が伝わります。

お見舞い封筒に中袋が付いていない時は?

時々、持っている見舞い用の封筒に中袋が付いていないことがあるでしょう。

中袋がない見舞い封筒の際のお札の配置はどう変わるのでしょうか?

シンプルな封筒や普通の白い封筒を使用する場合でも、やはり顔の描かれた部分を表面にして、顔部分を上に向けて入れます。

開けた際にすぐに顔の部分が目に入るように配置します。

細かいルールも含め、正しいお札の収め方を学ぶことが大切です。

見舞い時の贈答金の相場一覧

見舞い用の封筒に添える金額として、3,000円・5,000円・10,000円のような奇数額が好まれることが多いです。

  • 家族や近い親戚 5,000円~10,000円
  • 友達 3,000円~5,000円
  • 仕事関係 3,000円~5,000円

※仕事関連では、社内での募金の場面もあるため、単独での判断を避け、先に職場での確認を進めるのが良いでしょう。

贈り物の金額の参考 上述の額はあくまで基準の一つです。居住地域により、適切な金額は異なる場合があるので、地域の習慣や他の人々の意見を求めるとよいでしょう。

特に、上位の役職の方へのお見舞いの際は慎重になるべきです。

直接的な贈金は、傲慢な姿勢や「資金援助が必要」と誤解されるリスクがあります。

そのため、上位の役職の方へは、物品としてのお見舞いが推奨されることが多いです。

お見舞い品でのおすすめは?

  • フルーツ、クッキー、伝統的な和菓子など(保存がきくもの)
  • バスタオル ヘッドフォン、アイマスク、リラクゼーション用品
  • 読み物やエンターテインメント関連の書籍

食品を贈る場合は、特定の食事制限があるかを前もって確かめておくと良いですし、アレルギー情報も把握しておくとさらに配慮深いです。

お見舞いの品物の適切な価格帯も、お金を添える場合の相場と同じように事前に確認が必要です。

あまり高価なアイテムを選ぶと、受け取る方にとってプレッシャーと感じられることもあるので気をつけましょう。

現金を贈りたいと思う場合は、封筒の表面に「御見舞」と記載するのが適切です。

お見舞い用の封筒の選び方の要点

お金の入れ方のマナーが理解できたら、次はどのような封筒を選ぶかも大切な情報です。

お見舞い封筒の選び方の際、特に重要なのは「赤と白のデザイン」「のし」「水引き」の3つの要素となります。

お見舞いに適した封筒は赤白の無地の袋がおすすめ

お見舞いの際には、赤と白の無地の祝儀袋を選択するのが一般的です。

「お見舞いは悪い状況に対するものだけど、なぜ紅白の袋を使用するの?」と思うかもしれません。

確かに、お見舞いそのものは良い出来事とは言えませんが、その背後には「一刻も早く健康になってほしい」という積極的な願いが込められています。

そのため、祝い事と同じように赤白の袋を採用しています。

熨斗付きの封筒は避けるべき理由

熨斗は良き兆しとされるものなので、お見舞いの際には熨斗を付けない封筒を選択するのがよいでしょう。

「前回、赤白の封筒を使うと言っていたけど、熨斗はどうなの?」と疑問を持つかもしれません。

確かに、祝い事の際には熨斗付きのものを選ぶこともあるかもしれません。

熨斗の語源には、「のしアワビ」からきており、アワビを伸ばすイメージがある。この「伸ばす」という意味は、お見舞いの期間を長くすると解釈されかねません。

そのため、通常は熨斗を避けるのが良いとされています。ただし、地域や慣習によって異なる場合があるので、必要に応じて確認することが推奨されます。

お見舞い封筒は水引なしが基本

見舞い時には、水引の装飾のない封筒が好ましいです。

もし水引を付ける場合は、「一回限りで再びはない」という意味の『結び切り』や「永遠の縁を意味する」『あわび結び』を選びましょう。

『蝶結び』のような「何度でも可能」という意味は避けるべきです。

また、封筒の種類として、裏面が折れるデザインのものもあります。

どちらが表か裏かが分からなくなることがありますが、下部の部分を上側にして折ることを推奨します。

これは「下から順調に回復してほしい」という気持ちを込めたものです。

見舞い用封筒の選び方で避けるべきデザイン

  • 見舞い封筒として、黒と白、黄色、または銀色の水引が使用されたもの
  • 水引のデザインが花のような形(蝶のような結び目)

不幸な事態に関連したデザインは、相手の健康状態に悪影響を及ぼすような意味合いと解釈されることもあるため、見舞いの際には不適切です。

お見舞い封筒に書くペンの選び方

お見舞いの際の封筒への筆記は、毛筆や専用の筆ペンを用いることが推奨されます。

一般的なボールペンや万年筆は、手間をかけていない印象を与えてしまうので、避けるべきです。

お見舞いのメッセージは、はっきりと濃い色で書くことが良いでしょう。

お葬式などでは、淡い墨が使用されることが多いですが、お見舞いの場合は事前に日程を知ることができるため、しっかりとした筆記を心がけることが大切です。

文字を通じて、心からの思いや気持ちを伝えることができるので、気を配って書くことが必要です。

お見舞い封筒の手渡しと訪問の適切なタイミング

病室に入室した後、慰めの言葉を述べた後に、お見舞いの封筒を手渡すのが通常の流れです。

友人が入院した場合、訪問する最適な時期を知りたいと思うかもしれません。お見舞いの際のタイミングはとても大切です。

相手が病院に到着した直後や、手術直後は避けることをおすすめします。

訪問する前に、面会が可能な時間を確認し、患者本人や家族と事前にやり取りをすると良いです。

事前の確認を行うことで、訪問が相手にとってのストレスを最小限にすることができます。

まとめ

  • お見舞いの封筒に名前を書かないのは不礼儀
  • 封筒に名前や金額を明記しない場合、受け取った方が後日お礼をする際に困惑することがある
  • 「お見舞い」という言葉は、封筒の上部中央に3文字で記載する
  • 受け取る方の名前は、封筒の下部中央に記述し、3名までの場合は、右から年次や地位が高い順に、4名以上の場合は中央に代表者の名前、そして左側に「他一同」と記載する
  • 中袋の中心部には、縦に旧漢字を使用して金額を明記する
  • 親や兄弟、その他の親族は5,000円~10,000円、友達や職場の人たちには3,000円~5,000円
  • お見舞いの封筒は、紅と白の無地、または熨斗と水引がないもの、もしくは「結び切り」のデザインを選ぶのが適している
  • 封筒を手渡す際のタイミングは、相手の体調を尊重し、事前に面会の適切な時期を確認する
  • 封筒に名前を記入しないと、お礼を返すときに困るので、必ず書くようにしましょう

適切なマナーを守ることで、相手への思いやりや気配りが伝わります。

「お早くよくなってください」という願いを持ちながら、正しいマナーを守ってお見舞いをしましょう。

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