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なぜ星は光るのか?いつの光?光っている星は死んでいるとは本当か?

この記事は約4分で読めます。

どうして夜空に輝く星はあんなに光っているのでしょうか。

実は、普段私たちが見ている光る星のほとんどは「恒星」と呼ばれています。

恒星が光って見える理由は「核融合反応」をしているからです。

今回はそんな、星について解説していきます。

・なぜ星は光るの?

・星は光って見えるけど、それっていつの光?

・光っている星は死んでるって本当?

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なぜ星は光るのか?

冒頭で光って見える星のほとんどは恒星だと言いましたが、実は光って見える星の種類はまだあります。

それは、惑星・衛星です。

まずは、恒星がなぜ光るのか解説していきます。

なぜ恒星は光って見えるの?

恒星が光って見える理由は、星の中心で水素などのガスが核融合反応を起こしているからです。

核融合反応とは、原子核同士が激しくぶつかり合い、より重い元素ができることです。

核融合反応が起こるとき、非常に大きなエネルギーが生まれ、そのエネルギーが光や熱となって放出されます。

これが、恒星が光る理由です。

ここで間違っていけないのは決して燃料を燃やしているわけではないことです。

私達に身近な太陽も恒星なので、この核融合反応によってあれだけ熱く輝いているわけです。

なぜ惑星や衛星は光って見えるの?

まず、惑星と衛星の違いから解説していきます。

惑星とは先ほど出てきた恒星の周りを回っている星のことで、地球や火星などがそれに当てはまります。

衛星は、その惑星の周りを回っている星のことで、月がそれに当てはまりますね。

惑星とは衛星は、自ら光を発することが出来ません。

恒星の光が反射することによって初めて光って見えるのです。

月も光って見えますが、あれは太陽の光が反射しているだけなのです。

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星は光って見えるけど、それっていつの光?

恒星で起こった核融合反応によって発生した光は、時間をかけて私達の地球まで届きます。

では、私たちが夜空を見上げた時に見える星は一体いつ発生した光なんでしょうか。

星によってそれは全く違うので、私達に馴染みのある星で解説します。

まず、光は1秒間に約30万キロメートル進み、1年間で9兆4600億キロメートル進みます。

もはや、すでに馴染みが無い単位でよく分かりませんね笑

私達に最も身近な太陽は地球から1億5000万キロ離れているので、約8分前の光が私達の地球に届いています。

意外とそんなに過去では無いですよね?では、次にオリオン座の星々の光はいつか見ていきましょう。

オリオン座の中で1番輝いていたペテルギウスは500年前の光、その次に輝いているリゲルは850年前の光だそうです。

850年前ということは、日本でいうと平安時代ですね。

平安時代に生じた光が、今頃になって地球に届くなんて凄いですね。

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光っている星は死んでるって本当?

結論から言うと、今肉眼で見える星のうち、ほとんどは死んでないです。

これまでに解説したとおり、今見えてる夜空の星の光は過去の光です。

太陽から生まれた光が地球に届くまで8分間かかるということは、今太陽の光が急に止まったとしても、太陽の光は8分間地球に降り注ぎます。

つまり、太陽が今急に活動を休止しても、私たちは8分間気付くことが出来ません。

なので、今肉眼で見えている星でも既に死んでいる星があるかもしれないわけです。

しかし、星の寿命は非常に長く、何十億年と長生きの星もあります。

さらに、私たちが肉眼で確認できる星は遠くても1000光年先ぐらいだとされています。

このことから、今肉眼で確認出来ている星で既に死んでいる可能性がある星というのは、地球から1000光年の距離以内で、寿命が1000年よりも短いのではないかとされていなければなりません。

この条件に適応される星は一つしかなく、それは先ほど紹介したベテルギウスです。

ベテルギウスは既に死んでいるではないかとされており、今後10万年以内に星が死ぬ時に起きる超新星爆発が観測されると考えられています。

それは明日かもしれないですし、もっと先の未来かもしれません。

まとめ

今回は、星について解説させていただきました。

宇宙は私達の日常のスケールと違いすぎて考えれば考えるほど不思議な感覚になりますよね笑

今見ている星が遠い過去の物だとすれば、遠い星から地球を観測すれば、恐竜も観測することが出来るのかな・・・と考えればキリがありません。

今回は、そんな不思議な宇宙の極々一部を解説しただけで、まだまだ宇宙には沢山の不思議があります。

今回の記事で宇宙に少しでも興味を持ってくれれば嬉しいです。

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