マウスピース式強制装置プレオルソですが、適正な使い方をすれば効果はあると思います。
・効果がない
・寝れない
・口が閉じれない
などのデメリットも聞かれますが、効果なしと感じるのは使い方が間違っているだけです。
今回の記事では「ブレオルソ」の効果や治療にかかる費用やデメリットなどについてまとめてみました。
プレオルソ、実際は効果なし?
プレオルソの効果については結論から言うと、「適正に使用すれば効果がある」と言えます。
先にお伝えしたようにプレオルソは、子どもの顎の成長を促進するための装置であり、その適応年齢は5~10歳ころになります。
つまり、成長期の前や成長期を過ぎた子供さんに使用しても矯正の効果は得られないことになります。
プレオルソ自体に効果がないというよりは適応年齢から使用をしないと効果がないということになります。
矯正を始めるタイミングの難しさもプレオルソが効果がないといわれてしまう一つの要因かもしれませんね。
プレオルソにかかる費用の平均は?
歯科医院によって設定した歯科料金やプラン、料金体系などが異なりますが、プレオルソにかかる費用は平均で15万円から20万円ほどとされています。
小児(4月歳~12歳くらいまで)の歯並びを改善する装置で装用が手軽なことから、多くの歯科矯正の現場で普及しています。
また、費用については「保険外診療」となってしまい、治療を行う病院や治療方法によってばらつきがあります。
プレオルソ以外にもワイヤーやブラケットなどの特殊な装置を使用する場合の歯科矯正などは50万から80万かかってしまうことも珍しくありません。
高額になってしまう理由としては矯正にかかる装置自体が非常に精密で、材料費も高額になってしまうことや矯正にかかる回数や技術料も高額になってしまうことが挙げられます。
それと比較するとプレオルソは1/4ほどに費用を抑えることができ、金額の面ではかなりコストパフォーマンスが高いといえます。
なぜ、費用が安く抑えることが出来るかというと
・マウスピース型の既成品なので装置が安価である、
・矯正にかかる回数が減るので調整費などが抑えられる。
・治療にかかる期間が長くとも1年程なので通院する回数が減らせる。
子どもの歯科矯正には装置にかかる金額と装置の調整が必要になってしまい歯の成長や状況の応じて調整が必要なことから治療費が高額になっています。
それと比較すると「プレオルソ」は既成品の為、装置費用も比較的安価で調整が簡単なことから装置代、調整費の両方を軽減できるメリットがあります。
プレオルソで寝れない口が閉じれないなどデメリットまとめ
費用の面では、コストパフォーマンスが高いプレオルソですが、メリットばかりではなく、デメリットの声も聞こえてきます。
その中でも多く聞かれる「寝れない」「口が閉じれない」などのプレオルソを使用することで起きるデメリットを以下にまとめてみました。
- 就寝時も使用し、口を閉じた状態になってしまい鼻呼吸になってしまう。
- 鼻づまりがひどい場合は呼吸がしずらいため眠れないことがある。
- プレオルソを装着することで歯が浮いたような感じや口の中が刺激され、よだれが出やすくなる。
- 機能改善はメインで一つ一つの歯を細かく動かすことはできない。
- 慣れるまでにトレーニングが必要となり、場合によっては装着ができないこともある。
- 慣れるまでは違和感があり、小さい子供の場合口を閉じれないことがある。
まとめ
今回は「プレオルソ」に関する効果の有無や費用デメリットについてまとめてみました。
プレオルソは費用対効果の高い歯科矯正とも言えますが、適応年齢が限られていることや装着することでのデメリットなどが少なからずあることがわかりました。
そんな「プレオルソ」ですがしっかりとトレーニングをすることでデメリットを改善することも可能です。
大切なお子さんのためにも適応年齢が近づいてきたら一度、歯科医院で検診をされると良いかもしれませんね。
歯は長く付き合っていく大事な部分ですので、大切にしていきたいですね。