新年のご挨拶  VT勉強会~うさぎの皮膚・保定~

あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願い申し上げます。

2015年が始まり早1週間。年を重ねるたびに、日にちが過ぎるのが早く・・・なぜでしょうね。

さくら動物病院が開業して13年が過ぎました。が、昨年の年末に初めて知りました。開業は2001年の“11月”だったということを! “10月2日”が開業日だとずっと信じていましたが、いや~まさか11月だったとは。まだまだ真実が隠れているかもしれません。

さて、今年1回目にお届けするのは「ヒツジ」・・ではなく「ウサギ」についての講義です。

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ウサギの皮膚・保定 図5

 皮膚の特徴

  • 年2回の換毛
  • 裂けやすくよく伸びる
  • 被毛が密に生えていて乾きにくい
  • パットがなく毛で覆われている

図1図2図3図4

硬い床(金網・プラスチックすのこ)で生活をしている=私たちが肘でほふく前進しているのと同じ状態。

すると一ヶ所に圧がかかり足裏(特にかかと)に皮膚炎が起こる。

大切な愛兎を足底皮膚炎にしない為に…コストはかかるが、床材をふかふかの牧草への変更。

全体に牧草を敷くのが難しい場合は、わらマットなどで代用する事が出来ます。

図6 図7

保定のポイント

  1. 胸を押さえつけない・・・犬・猫に比べ胸腔が狭い
  2. 骨密度が低い(骨折しやすい)事を忘れない・・・ウサギの骨は人でいう骨粗しょう症状態
  3. ストレスがかかると自殺する生き物・・・他の動物に襲われた時に痛みを感じずに死ぬ為
  4. 暴れてしまうウサギには目を隠してあげる
  5. タオルや洗濯ネットを使い保定を行う

図8レントゲン写真:上がうさぎ、下が小型犬。うさぎは肋骨で守られているスペースが小さく、無防備な腹部が大きいことがわかります。また、骨の白色がうさぎの方が薄いことにも注目。

図9

※ウサギは人間が思っているより、とてもデリケートな生き物です。

※写真を撮ろうとシャッターを押しただけで亡くなってしまったり、人が触る事すら出来ない子も中にはいます。

診察や処置をする前にウサギにはこの様なリスクがある事を飼い主さんへ十分説明し診療を行っていきます。少しでもこのリスクを減らせる様、普段の性格など些細な事でもスタッフに教えて頂けたら幸いです。

 

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