VT勉強会より ~てんかん~ & ご挨拶

明日で2014年も終わりです。今年はどんな1年でしたか?

今回は12月18日に行われた、動物看護師の勉強会のご報告から始めましょう。

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神経病患者の入院看護-てんかんの場合-

図A

神経病の中で特に多い症状は、首・足・腰の麻痺、痛み、痙攣、てんかんなどがあげられます。

 

★てんかん

脳を形成している神経細胞に、異常が起こることによって発症する痙攣発作のことを言います。

てんかんには大きく分けて2種類あります。

・症候性てんかん:脳腫瘍・水頭症・感染症による脳炎などの、脳に何かの障害があることにより起こる

・特発性てんかん:検査をしても脳に構造的な異常が認められなく原因不明、遺伝的な要素が関係している

  • てんかんの痙攣発作とは

図1

  • てんかん発作の流れ

図3 図4

発作後は、徐々に元の様子に戻ったり、何事もなかったかのように普通の状態に戻ったり、その子によって様々です。涼しくて落ち着ける場所を用意して、ゆっくり休ませてあげましょう。

●てんかん重積

てんかん重積とは、5分以上意識が戻らないままの継続した発作のことを言います。

痙攣発作によって、心臓や脳への負担が増えたり、十分な呼吸ができなくなってしまったり、高体温になってしまったりと、命にかかわることもあります。

てんかん重積の対処としては、とにかく痙攣を止めて脳を休ませてあげ、体温管理を行うことですので、そのような場合は、すぐに病院へご連絡ください。

  • てんかんが起きたら

おうちでの対処は、とにかく冷静に!

図5

●まとめ

てんかんの原因・症状や痙攣の状況は、動物さんによって違いがあります。

毎日の様子をよく観察し、てんかん発作が起きても落ち着いて対処することが大切です。

今回のセミナーで学んだことを自分の知識としてしっかり吸収し、飼い主さんや動物さんのために活かしていきたいと思います。

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本日から当院は年末年始の休診となっております。昨日はなぜだか来院動物も多く、緊急手術もあり、慌ただしい仕事納めとなりました。飼い主さんがお休みになり、いつもと違う生活、いつもと違う食事などにより動物たちにも様々な事が起こります。

病気に気づいていただけることは良いことですが、くれぐれも「お餅をまる飲みした!」などというようなことがないようにお気を付け下さいね。

2015年は1月4日(日)から診察をいたします。

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本年も飼い主様をはじめ、地域の皆様、取引業者の皆様、各方面の諸先生方、そしてブログを読んでいただいた皆様、大変お世話になりました。さくら動物病院を支えてくださる全ての皆様に感謝申し上げます。

どうか良い年をお迎えください。

 

 

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