VT勉強会より  ~腎臓学~

小諸は昨日から雨が降ったり止んだりしていてとても寒く感じられます。もう、スタッドレスタイヤに履き換えなければいけませんね。きっと。

先日の地震、小諸もかなり揺れました。被害はありませんでしたが、長野県北部の方ではいまだ余震が続き、大きな被害もあり・・・

今年も各地で大変なことが次々と起こりました。これ以上何も起こらない事を祈ります。

さて、本日の写真は、撫でられるのが大好きな保護ネコさんのブラッシングの様子と雨でお散歩に行けない六花&嵐です。

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動物看護士として知っておきたい腎臓学   

腎臓とは?

腎臓には様々な機能がありますが、その中でも代表的なものは尿を作る事です。そして、尿といっしょに不要な排泄物を捨てて健康な体を維持をするとても大事な臓器です。

図1

腎臓の働き

・老廃物を捨てる(尿として)

・水分量の調節

・電解質のバランスの調整

・赤血球をつくるホルモンを調節

・血圧の調節

・ビタミンDを活性化しカルシウムの吸収を助ける

体の恒常性維持の為に大事な役割を果たしています!

老廃物とは

・体の中で代謝し残ったもの        イメージでは木を燃やして残ったもの

(アンモニア・尿素・尿酸など)=BUN    ⇒これらは腎臓でろ過され、排出される

 

慢性腎不全と急性腎不全

急性腎不全

原因が生じてから早くて6時間、遅くても1週間以内に発症し、急激に症状が悪化します。一時的に低下した機能は、回復させることができるが緊急を要します。

症状:急激な下痢、嘔吐、痙攣、虚脱などです

→症状が診られたらすぐ病院へ!!

 

慢性腎不全

慢性腎臓病は、腎臓の機能には余裕があるため、ある程度ダメージを受けていてもほとんど症状が表に出てきません。5年以上にわたってゆっくり進行するケースが多く、失った腎機能は回復が難しいと言われています。

慢性腎臓病がどの程度進んでいるかは、血清クレアチニン濃度の数値によってステージを分類できます。

図2

まとめ

高齢の猫ちゃんにはとても多いとされている慢性腎不全ですが、上の表の様に初期段階だと食欲元気もあり普段の様子と変わらなく、しいて言えば少しおしっこの色が薄くなったかな?や、水の飲む量も運動や興奮のせいで少し多くなっただけかな?と飼い主さんも見落としてしまうケースが多いです。その為、7歳を過ぎたくらいから動物病院での定期的な健診や検査を出来るだけこまめにしてもらう事をおすすめします。

また、急性腎不全に関しましては緊急を要するので、すぐに病院にご連絡ください。

 

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