「M・ダックスフントの呼吸器疾患」&「伴侶動物とのお別れのこと」

9月に入り、いよいよさくらスールの本番が迫ってまいりました。ただいま時間を作っては練習をしています。
9月7日にご参加くださる皆様に楽しんでいただけるよう頑張ります!

練習風景
今回は日本臨床獣医学フォーラム年次大会2013の報告より2つお届けします。

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意外と多い?!M・ダックスフントの呼吸器疾患(獣医師)

内容:この講演の演者である藤田先生の在籍する、日本獣医生命科学大学(以下、日獣大)の診察では、M.ダックスのリンパ球形質細胞性鼻炎と気管支拡張症が多くみられるそうです。何のことやら???ですよね。

そこで、まずは症状です。前者は、慢性の膿性鼻汁と逆くしゃみ(スライム状の鼻水と吸気時のくしゃみ)、後者は、痰を吐くような慢性の咳(喉の奥で何かが引っかかるような咳)と腹式呼吸が特徴であるとのことでした。また、2疾患共に免疫異常が絡むため完治は困難であること、さらに早期発見・早期治療が大切である、ということでした。

呼吸器疾患は生命に直接関係するので、いつもと違う呼吸様式が治まらないようであればすぐに来院して頂いた方が賢明と思われます。
感想:先日、日獣大へお邪魔してきました。藤田先生の診療を見学させて頂きました。お伺いしたところ、なんと日獣大に来院する呼吸器疾患症例の80%以上はM.ダックスらしいです。日本では大人気のM.ダックスなので母数も多いのでしょうが、僕にとっては驚きの数字でした。

余談はさておき、フォーラムでは日本でトップクラスの先生方のお話を聴くことができました。日々の診療にすぐに活かすことができる知見を得た充実した2日間でした。

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やがて訪れる伴侶動物とのお別れのこと(細胞培養師)

現在私たちと一緒に暮らす動物は伴侶動物=家族としてなくてはならない存在になっています。しかし、伴侶動物の寿命は私たちの1/4ほどです。人は死に直面した時に①否認②怒り③回避④抑うつ⑤受容の順で死を受け入れます。

限りある時間を身体的・精神的・社会的に幸せに過ごしていく為にウェルネスプログラムがあります。予防できるものは全て予防し、細かな異常もない健康な状態を目指す考え方です。具体的には、栄養管理やワクチン、ノミ・フィラリアの予防、避妊など身体的なものや、しつけなど社会的なことなど多岐にわたります。どちらもその伴侶動物のことをよく知り、理解することです。限りある時間を共に幸せに過ごすためにはお別れ=生きることを考えるということはとても重要です。

感想:さくら動物病院が、動物たちを家族として迎える前からお別れの後までサポートし、一緒に過ごした時間を振り返ったときに「幸せだった」と思えるトータルケアの場所になっていけたらと思います。

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