セミナー報告~整形外科~Vol.3

整形外科の実習セミナーに行って来ました。~つづき~

最近多い手術があります。前回ご紹介した外科は軟部と整形外科に分かれるという話をしましたが、その中の軟部外科で、「胆嚢摘出術」です。以前は胆嚢疾患は滅多に発見されず、レントゲンで明らかな胆石が見つからない限りほとんど注目されない場所(疾患)でした。ではなぜ胆嚢疾患が見つかるようになったのかというと、超音波検査(エコー)の進歩と定期健康診断(わんちゃん、ねこちゃんドック)が多く普及してきたからです。

当院では多い日には3~4匹のドックを実施します。項目は全身身体検査、血液検査、血球検査、尿検査、血圧、心電図、腹部・心臓の超音波検査(エコー)を実施して悪いところがないかを徹底的に見つける検査です。つまり見た目健康な動物の病気を徹底的に半日かけて見つけ出すということです。7歳を超えればたいてい2~3個の病気は見つけられ、元気で症状の発症しないうちに治療が開始できます。これが動物の世界での最新で最強の予防学です(人間も同じですね)。病気は表に出てからでも治療は出来ますが、やはり治療としては後手です。何事も先手必勝、病気が弱いうちは絶対に勝ちにいかなければいけません。その見つけ出す病気の中に胆嚢疾患が含まれるのです……~次号へつづく~

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