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犬と猫の認知症



動物看護師 小金沢綾 



みなさんは人間と同じようにワンちゃん、ネコちゃんにも認知症があるということをご存知でしょうか?
認知症は高齢に伴って起こる病気で、症状としては『徘徊』『排泄の失敗』『昼間ずっと寝ている』『夜鳴き』『食欲が増える、減る』『食べ物の好みが変わる』などがあります。どんな症状が起こるのかはその子その子によって異なります。

今のところ、認知症を完全に治す方法は見つかっていませんが、動物たちも飼い主さんも快適に生活するためにそれぞれの症状について対策をすることができます。まずはワンちゃんの場合ですが、今回は徘徊と夜鳴きについての対策をご紹介します。

~徘徊の対策~
・円形サークルを用意する   
Point1…周りを柔らかい素材にする   
Point2…円の直径は鼻先から お尻までの長さの1.5倍

・部屋の隙間や角をなくす
・危険な物は部屋に置かない(誤飲予防)



~夜鳴きの対策~
・夜鳴きの理由によって異なる
例1:寂しい場合…飼い主さんが添い寝する       …飼い主さんのにおいが付いた物を近くに置く   
例2:昼夜逆転している場合       
 …昼間に遊んだり散歩をする
 (生活のリズムを整える)



次にネコちゃんの場合です。こちらは特徴的な2つの症状の対策をご紹介します。

~昼夜逆転の対策~
・昼間に日向ぼっこをしたり一緒に遊ぶ  
 ※熱中症などに注意!

~床ずれの対策~
・寝床に柔らかい毛布などを敷く
・こまめにブラッシングをする  
 (毛玉ができるとそれが皮膚にあたることで
 床ずれになってしまう為)



~トイレの失敗の対策~
・トイレの数を増やす
・膀胱圧迫や浣腸によって排泄させたり  
 薬を服用して排泄を促す
 
 ※まずは獣医さんに相談しましょう

・おむつの使用  
 ※かぶれないよう排泄をしたらすぐに替え、 
 皮膚や毛が汚れたらきれいに拭く



また、日頃からの予防も大切です。
予防には脳への刺激になるものが有効です。例えば散歩などの適度な運動、声掛け、なでる、トレーニングなどです。知育玩具という頭を使って遊ぶおもちゃを与えてあげるのも良いでしょう。
おうちのワンちゃん、ネコちゃんに合ったものを考えて一緒に楽しんでみてください。

更に、認知症かなと思ったら他の病気を持っていた!…ということにならないように、行動や様子に違和感を感じたらすぐに教えてくださいね。



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