お家で出来るわんちゃん、ねこちゃんのケア
~おしっこの病気について~


病院に来るわんちゃん、ねこちゃんの中でも一番多く みられるおしっこの病気で、腎不全と尿石症についてお家で出来る簡単なケアや観察のポイントをお話します。

★腎不全について★

腎臓とは体の中でおしっこを つくっているところで、日々の生活で出る老廃物や余分な塩分等はおしっこと一緒に体の外へ排出してくれ、必要な物はもう一度体へ再吸収してくれるといった働きをしてくれています。

しかし、老廃物の量が多すぎたり水分摂取が少ないといった理由で、この機能が上手く働くなってしまうと、体に溜まった毒素が体の外に出せないまま体中を回ってしまうので、腎臓だけではなく様々な臓器にも問題が起こってきてしまいます。

 

●お家での観察のポイント●

・元気がない
・食欲が落ちてきた
・嘔吐している事が多い
・頻回にトイレに行く
・水を飲む量が増えた
・毛づやが悪くなり、脱水がみられる
・目がくぼむ

 
 

お家でこの様な症状が見られたら、 緊急性を伴う事があるので至急病院へ!!!
また、腎不全は早期発見が大きな鍵となるので日頃の小さな変化を見逃さない様にしましょう。

では、脱水とはどの様な症状が見られるのでしょうか?

*脱水の動画と正常時の動画を入れてください*

脱水が見られたら要注意!!


●腎臓を守る大事なポイント●

・保存料が多く入ったおやつを長期に与えない (ビーフジャーキー等)
・良質なたんぱく質を適量に与える
・食物繊維を多く与える
・水分をしっかり摂取させる

腎不全に罹ってしまったら、一度壊れた腎臓の臓器の 回復は望めません…
しかし、残された腎臓の組織を守り生活の質を 維持することは可能です!!
そのために水分を多く摂取して、老廃物の排泄を促し腎臓の負担を少なくしましょう。
また、体内に老廃物を作りにくい食事を心掛けましょう。





●腎臓応援ごはん手作りレシピ●

*わんちゃん用*
材料~体重5キロの子の場合~
きゅうり…60g
いんげん豆…10g
きゅうり、だいこん…10g
水…120cc
生しゃけ…60g
鶏レバー…5g
亜麻仁油…小さじ1/5
すりごま…小さじ・3

作り方
1. いんげん豆、大根をみじん切りにしてごはんと、水といっしょにおじやにする。2~3分煮たら3分蒸らす
2. お肉、魚は1cm角に切って別鍋でひたひたの水で煮ておく
3. きゅうりは生のまますりおろす
4. 1と2が人肌に冷めたのを確認してからきゅうりといっしょに器に盛りトッピングとして亜麻仁油やごまを加えたら完成!!




*ねこちゃん用*
材料 1日分(3~5キロの子の場合)
カツオ…130g
ごはん…40g 
きゅうり…10g
水…300cc 
卵…1個 
にんじん…5g
レタス…8g

作り方
1. カツオは食べやすい大きさに切る。きゅうりとにんじんはすりおろし、レタスは細かく刻む
2. 野菜、水、ごはん、かつお汁をいれておじやにする
3. カツオは別鍋でとき卵と一緒にひたひたの水で1分煮込む
4. 2と3がひと肌に冷めたら器に盛りオイルなどを加えたら完成!!



手作りごはんの量、食材はあくまで目安です。 参考程度にして下さい。
また、手作りごはんで完璧に栄養を整えるのはなかなか難しいため、基本的には腎不全など食事内容が大きく関わる病気には、療法食で対処していきましょう。
それでも、どうしても療法食を食べてくれない子や、何かひと手間加えたい時には、手作りごはんもおすすめします。

*病院で扱っている腎臓療法食*








●お家での観察のポイント●
・尿の色がピンク~赤くなり血が混じる
・トイレでじっとうずくまっている
・力んでいるが尿が出ない
・トイレに行く回数が多くなった
・トイレ以外の所で排尿してしまう
・嘔吐がみられる
・元気、食欲が落ちる

この様な症状が見られたら緊急性を伴う事があるので、
至急病院へ!!
 

●お家でのケアのポイント●
・普段あげている食事で結晶、尿石の元となるマグネシウム、リン(ミネラル)などの過剰摂取を控える
・水分をしっかり摂取させておしっこの量を増やし、尿中のミネラルをできるだけ早く体の外に出す
・適度な運動をする


まとめ
しっかり水分を摂取させ食事の面では加工物や塩分の多く入った食べ物は控え、栄養バランスのとれた食事を与えましょう。
おしっこの異常や脱水症状が見られたら 早めに病院へ!!!