PRAって知ってる?

PRAとは"進行性網膜萎縮"というダックスに多い疾患のことです。
網膜の細胞がだんだん萎縮してしまい、夜盲などの症状がでる進行性の疾患です。
「よくつまづく」「物にぶつかる」「散歩が嫌い」 このような症状があればご相談下さい。


 


ダックスは社交的でいつも好奇心が旺盛、みんなに愛される犬種です。大きな耳と長い胴体、短い足が特徴的です。しかし、このチャーミングな特徴ゆえにどうしても脊椎四肢への負担が大きくなってしまいます。ここでは、ダックスに多い病気を紹介します。日頃から愛犬をよく観察し、いつもと違う様子が見られたらすぐに体をチェックするように心がけましょう!!
☆まずは"予防"が第一


☆椎間板ヘルニア

身体の大黒柱である背骨。これは、脊椎という小さな筒状の骨がいくつも連なって作られており、その脊椎の中を脊髄神経が通っています。それぞれの脊椎と脊椎の間には、椎間板と呼ばれるクッションが存在し、そのおかげで胴体を曲げたりねじったりすることができるのです。この椎間板が何らかの理由で異変が生じ、骨の間からはみだすことで脊髄神経を圧迫します。これが椎間板ヘルニアです。ハンセンタイプ1とハンセンタイプ2という2種類がありますが、ダックスはほとんどがタイプ1で、ある日突然起こります。


原因は?
遺伝的な要素が高いといわれています。 しかし、腰の負担の大きい運動(飛び上がる、ひねるなど)や、肥満などによって誘発されることがあります。 3歳~6歳齢の犬がもっともかかりやすいといわれています。また、ダックスの4頭に1頭という高い確率で発症するというデータもあります。
 

症状は4段階
症状1: 背骨が痛む。 あまり動きたがらない。
症状2: 背骨の痛みが何度も、あるいは長時間持続する。
症状3: 後ろ足の力が弱まり、普通に歩けない、時に引きずる状態。 
程度は様々ですが後ろ足の指の部分をつねると足を引く(=痛覚が存在)。
症状4: 後ろ足は完全に麻痺し、引きずるようにしか歩けない。
足の指をつねっても痛みの感覚が存在しない。

※症状1、2で安定している犬の場合から、あっという間に症状4に進んでしまう場合もあります。
深部痛覚の消失がレッドシグナル!!


治療法
早期発見、早期治療が大原則!!
治療は症状によって内科療法(ステロイド剤)と、外科療法(手術)の2つに分けられます。手術は発症から("深部痛覚"がなくなってから)48時間以内かどうかが鍵となります。48時間経過してしまうと、手術後に歩行するまでに回復する可能性は数パーセントといわれているからです。


日頃から予防することが大切
次のことを注意しましょう。


・段差のある所をなるべく歩かせない。階段などは抱いてあげましょう。
・高いジャンプはさせない。
・首に負担のかからないリードにしましょう。散歩中は無理にリードを引っ張らない。
・太らせない。

こんな症状が見られたら相談を
・突然歩けなくなった。   ・動けなくなる。
・足を引きずる。   ・腰がふらついている。
・段差の上がり下がりを嫌がる。   ・トイレが困難になる。
・散歩を嫌がる。   ・抱き上げると鳴く。

☆外耳炎
ダックスのように通気性の悪い垂れ耳の犬種に多い病気です。外耳道に耳垢がたまり過ぎて不潔になっているのを放置していると、そこから細菌に感染することがあります。また、耳ダニなど寄生虫が原因になったりすることもあります。その他にもシャンプーの時、耳孔に入った水が発症の原因になったりすることがあるので注意が必要です。炎症が起こると、犬はしきりに耳を掻いたり、頭を振ったり、発症している耳を傾けてグルグル回ったりします。同時に耳からは悪臭を放つようになります。炎症に気づかなかったり、治療が中途半端だったりすると、慢性的に移行して治りにくくなるので、早期発見を心がけましょう。   

日頃から愛犬の耳の中をチェックし、いつも清潔にしましょう。耳掃除は、耳掃除専用のローションを用いて行ったり、ローションがなくても脱脂綿を湿らせたものや、赤ちゃんの手拭・口拭き(ただしアルコールの入っていないもの)で優しく汚れを拭きとってあげましょう。炎症などがなく健康であれば、無理に奥まで掃除しなくても耳をめくって見える範囲をきれいにするだけで十分です。奥まで掃除したい場合、指が入る範囲を優しく拭いてあげてください。犬の耳はL字型になっておりその奥に鼓膜があるので、綿棒などを使わないかぎり鼓膜まで届かないので安心です。