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■難治性口内炎の治療方針
歯肉口内炎は罹患例の多い疾患です。特に猫でよく発生します。
臨床的症状には、流涎、口臭、開口時の痛み、食物をくわえることの困難、食欲不振、体重減少などが認められます。
まずは、抗生剤や抗炎症剤で経過観察をします。

口腔外科処置(抜歯)は、破損した歯や歯周病が口内炎と合併しているときは考慮されます。また、残存している歯によって物理的刺激が加えられるときも考慮します。


多根歯は分割抜歯します。 歯槽骨形成を行い、鋭い骨棘などはすべて除去します。 過形成を起こしている軟部組織や炎症組織は掻把します。

抜歯後の症例では、50%が寛解しますが、残りの症例は治療の必要が無い程度の軽度の発赤を残すまで治癒するか、継続的な治療は必要なものの投薬の間隔が空けられるという反応を示しています。

FIV(猫エイズ)やFeLV(猫白血病)に感染している場合でも、物理的な刺激が減少するため炎症を抑える事が可能になります。




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